当館2階「座学スペース」で地方病関係の過去の貴重な映像が鑑賞できます。
当館2階「座学スペース」


映像資料@ 「ようこそ杉浦醫院」 企画:昭和町教育委員会 制作:ファーストビジョン 2010年
当館の企画による当館の為の紹介DVDが観られます。
このDVDは、杉浦父子の業績と地方病の感染経路について、約16分にまとめたものです。醫院内見学後、ご鑑賞いただくことで、当館を町が開設した趣旨も一層ご理解いただけるものと思います。

映像資料A 「地方病との闘い」 企画:山梨県地方病撲滅協会 製作:(株)東京文映 1978年
1980年代にはほとんど終わった日本住血吸虫病との斗いですが、地方病の脅威のない暮らしを当たり前と思い、父母や祖父母の涙や汗を知らない世代に貴重な郷土資料として、県内25市町村(当時)で取り組んだ地方病との闘いの映像。(約45分)
映像資料B 「日本住血吸虫病」 企画::イカリ消毒  製作:(株)東京文映  1978年
製作者は「日本住血吸虫症の患者はアジヤの地域で4,000万人もいると言われている。医学の進歩が目覚しい現在、なぜこのような病気が撲滅されていないのだろうか?私どもは、科学映画の眼によって、この風土病の生態を明らかにして、日本住血吸虫症撲滅の一助にしたいと、願うものである。」と記している。(約20分)
映像資料C 「人類の名のもとに」 日映科学映画製作所製作  1959年
この映画は、山梨県で多くの方が永らく苦しんだ地方病、日本住血吸虫撲滅の模様を、実話にもとづき製作される。出演者も農村の青年孝三、母およし、妹しのぶ以外、すべてご本人が登場、杉浦三郎博士自身も。地方病の映画では、もっとも古いもの。(約30分)


上の映像は、現在「科学映像館」H・P上でも無料配信中です。消えゆく科学映像をデジタル化して、いつでもどこでもだれでも観られるよう開示しているこのサイトは貴重です。運営するNPO法人の久米川理事長のご協力で、当館の映像資料にとDVD購入ルートをご教示ただきました。
科学映像館の最近のアクセス数は1日平均800前後で、ブログ「理事長ひとりごと」も1日に約90回のアクセスだそうです。当館のDVDも配信視聴率が上位にランキングされているそうです。
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